図書の紹介
書 名:戦場カメラマンという仕事
発 行:洋泉社
101-0054東京都千代田区神田錦町1-7
TEL:03-5259-0251
価 格:1.200+税
発行日:2011年3月23日

(2011年5月6日)
書 名:戦場より愛をこめて
著 者:一ノ瀬泰造
発 行:株式会社窓社
169-0073東京都新宿区百人町4-7-2
TEL:03-3362-8641
価 格:2.800+税
発行日:2004年11月15日

1972年3月から1973年7月まで、カンボジアとベトナムで撮影された作品が時系列で掲載されています。またベタ焼き(コンタクトプリント)も添付されていますので、一ノ瀬氏の取材意図を知ることができます。
 
(2011年5月6日)
書 名:石元康博--写真という思考
著 者:森山明子
発 行:武蔵野美術大学出版局
180-8566東京都武蔵野市吉祥寺東町3-3-7
TEL:0422-23-0810
価 格:4.200+税
発行日:2010年5月25日

(2010年11月12日)
書 名:地を這う祈り
著 者:石井光太
発 行:徳間書店
〒105-8055東京都港区芝大門2-2-1
TEL 03-451-5960
価 格:1600+税
発行日:2010年10月31日

※『生半可な気持ちでページを開いたら返り討ちに遭う--そんな一冊だ。-中略-生きることの不条理を考えさせられる衝撃作だ。』と11月12日付で日刊ゲンダイが書いている。貴重なフォトエッセイーです。
(2010年11月12日)
書 名:浦廻うらめぐりCHIBA1976-2009
著 者:金瀬 胖
発 行:現代写真研究所出版局
〒160-0004東京都新宿区四谷3-12 沢登ビル5階
TEL 03-3359-7611
価 格:2600+税
発行日:210年4月10日

 (2010年11月3日)
書 名:撮る自由 肖像権の霧を晴らす
著 者:丹野 章
発 行:本の泉社
〒113-0033東京都文京区本郷2-25-6
TEL 03-5800-8494
価 格:2500円+税
発行日:2009年5月25日

 (2010年2月2日)
書 名:浅草 初春 事始め
著 者:英 伸三
発 行:日本写真企画
〒101-8002 東京都中央区八丁堀3-25-10
TEL 03-3551-2643
価 格:2500円+税
発行日:2010年1月25日

 (2010年2月2日)
書 名:デジタル社会はなぜ生きにくいか
    (岩波新書)
著 者:徳田雄洋
発 行:岩波書店
〒101-8002 東京都千代田区一ツ橋2-5-5
TEL 03-5210-4000
価 格:700円+税
発行日:2009年5月20日

 (2010年1月15日)


書 名
:この大地に命与えられし者たちへ
著 者:桃井和馬
(写真・文)
発 行:清流出版株式会社
〒101-0051東京都千代田区神田神保町3-7-1
TEL 03-3288-5405
価 格:2400+税
発行日:2007年3月27日

 (2007年4月2日)


書 名:本郷の坂道
著 者:古屋行男
発 行:現代写真研究所出版局
〒160-0004東京都新宿区四谷3-12沢登ビル
TEL 03-3359-7611
価 格:2500+税
発行日:2006年12月20日

 (2007年1月6日)


書 名:はじまりの場所 日本の沸点
著 者:樋口健二
発 行:こぶし書房
〒113-0021東京都文京区本駒込3-4-1-101
TEL 03-3823-0524
価 格:2400+税
発行日:2006年9月25日

  (2006年11月17日)

書 名:黄土高原の村/満蒙開拓の村
著 者:後藤俊夫
発 行:朝日新聞社
〒104-8011東京都中央区築地5-3-2
TEL 03-3545-0131(代表)
価 格:2000+税
発行日:2006年10月30日

  (2006年9月23日)



書 名:豊穣紀 茨城県稲敷地方の民族
著 者:松岡 斉
発 行:茨城新聞社
〒310-8686 茨城県水戸市北見町2-15
TEL 029-221-3633(代表)
価 格:3700円+税
発行日:2006年3月31日

目 次
 第1章 御歩射の世界
 第2章 性を祭る
 第3章 女祭考
 第4章 若者たちの神々
 ※祭礼をテーマとする皆さんには参考になる一冊でしょう。

   (2006年7月12日)


書 名:象と生きる
著 者:新村洋子(写真・文)
発 行:ポプラ社
〒160-8565東京都新宿区大京町22-1
TEL 03-3357-2212
価 格:1300円+税
発行日:2006年4月

※児童向けの写真集。ベトナムで取材された象と人間の物語です。
   (2006年6月27日)

書 名:上海天空下
著 者:英 伸三
発 行:日本カメラ社
〒103-0013東京都中央区日本橋人形町1-5-15
TEL 03-3666-4321
価 格:3400円+税
発行日:2006年6月30日

   (2006年6月27日)



書 名
:日本の子ども60年
著 者:社団法人日本写真家協会:編
発 行:新潮社
〒162-8711東京都新宿区矢来町71
TEL 03-3266-5111
価 格:2940円(本体2800円)
発行日:2005年12月15日

   (2006年1月7日)

書 名
:核時代の光景
著 者:「核時代の光景」編集委員会
発 行:日本リアリズム写真集団
〒160-0004東京都新宿区四谷3-12沢登ビル6階
TEL 03-3355-1461・FAX 03-3355-1462 
価 格:1000円(本体価格953円)
発行日:2005年9月1日

※今年は戦後60年ということで、多くのイベントや写真展、出版などがされました。「核」に対する潜在的な恐怖感が覚めている人々にはあるのでしょう。気づかずに日々を過ごす人には無縁なのかもしれませんが。ある日「核」は差別せず平等に我々を襲うでしょう。核爆発によって蒸発してしまうか、ジワジワと身を蝕まれてしまうか、どちらかなのかも知れません。・・・・という危惧をテーマにした写真集です。お問い合わせは上記まで。
   (2005年10月8日)



書 名
:光る音
著 者:青島千恵子
発 行:株式会社冬青社
〒164-0011東京都中野区中央5-18-20
TEL 03-3380-7123・FAX 03-3380-7121 
価 格:4500円+税
発行日:2005年10月20日

日本・台湾・タイの町々を歩き回り、一隅をピンポイントで描き出した作品です。一人も人物は登場しませんが、作品からは人々の生活の匂いがプンプンと香ってきます。
 
(2005年10月8日)




書 名:子どもたちの視線

著 者:新間陽子
発 行:新間陽子(自費出版)
〒184-0002 東京都小金井市梶野町1-9-30.1-A
価 格:2800円(税込み)
発行日:2005年9月1日

静岡大学教育学部卒業後、障害児教育・乳幼児保育などに携わってきた作者が、現代の子どもたちの置かれた状況を捉えた作品です。作品に写っている子どもたちの多くはカメラ目線です。作者に向けられた視線は見る者にも向けられています。何かを訴えている彼らの視線に、貴方は絶えられるでしょうか
自費出版ですので、上記住所に郵便にてお問い合わせください。
   (2005年9月30日)


書 名:長崎 照射の夏

著 者:尾辻弥寿雄
発 行:尾辻写真事務所
神奈川県横浜市戸塚区川上町121
電 話:045-823-7306(ファックス共用)
価 格:2700円+税
発行日:2005年7月25日

※2005年3月ニコニカ・ミノルタプラザで開催された「長崎 照射の夏」展を写真集化したものです。被爆地長崎を美しく描くことによって逆説的に原爆の悲惨さを訴えているようです。
自費出版につき一般書店にはありません。お手数ですが上記の電話あるいはファックスにてご注文願います。



書 名:シリーズ世界の戦場から・「破壊される大地」
著 者:桃井和馬
発 行:岩波書店
東京都千代田区一ツ橋2-5-5
電 話:03-5210-4000
価 格:1800円+税
発行日:2003年12月5日


書 名:娘の名前は「ららら」
著 者:写真・英 伸三、文・祖父江真奈
発 行:高文研
東京都千代田区猿楽町2-1-8
電 話:03-3295-3415
価 格:2000円+税
発行日:2003年10月10日

※「ららら」は脳性マヒの少女の名前。母親とその子の生き様を記録した写真集です。巻頭の詩『じまん』が素晴らしい。
  障害を持たれる方、親御さん、介護の方々、学校の先生方に見ていただきたい一冊です。



書 名:
夜間中学の在日外国人
著 者:宗景 正
発 行:株式会社高文研
東京都千代田区猿楽町2-1-8
電 話:03-3295-3415
価 格:1800+税
発行日:200年7月10日



書 名:
樋口健二報道写真集成(日本列島66〜05)
著 者:樋口健二
発 行:こぶし書房
東京都文京区本駒込3-4-1-101
電 話:03-3823-0524
価 格:4200円+税
発行日:2005年7月15日




書 名:
日曜日の陽だまり
著 者:ハービー山口
発 行:葛@エ堂  東京都千代田区紀尾井町3-23
電 話:03-3239-3381(代)
価 格:1400円+税
発行日:2005年3月25日


書 名:Little People

著 者:榎並悦子
発 行:朝日新聞社 東京都中央区築地5-3-2
電 話:03-3545-0131(代)
価 格:2800円+税
発行日:2005年6月16日

書 名 :写真論
著 者 :スーザン・ソンタグ(近藤耕人・訳)
発 行 :株式会社晶文社
東京都千代田区外神田2-1-12
電 話 :03-3255-4501
価 格 :1600円+税

発行日:1979年4月10日(初版)2003年7月30刷
目 次 :

・プラトンの洞窟で
・写真でみる暗いアメリカ
・メランコリーな対象
・視覚のヒロイズム
・写真の四福音書
・映像世界
・引用の小冊子
訳者あとがき
※『訳者あとがき』より 
第一線の評論家がこれほど写真に深く関心をもち、勉強していることは日本では考えられないことである。スーザン・ソンタグの写真映像についての原体験は、この写真論の成り立ちを考える上だけでなく、彼女の評論の原点を推察する上でも、また現代社会と映像の問題をとらえる上でも、はなはだ興味がある。‥‥略‥‥この本はまた日本とアメリカの写真の状況の違いを教えてくれる。それは民主的市民社会が存在するかどうかの違いでもある。アメリカではまことに民主主義と写真が表裏一体となっている感がする。かつてはドキュメンタリー映画が、革命の証言と支えにもなった。アマチュア・カメラマンの大人口と、カメラ・フィルム産業の発達にかかわらず、あるいはむしろそのために、日本では写真が美術史にも社会史にも組みこめれず、即消費財と化して静止することがない。物体になることがないのである。‥‥略‥‥1977年のインタビューから「1940年代よりあとに育った人たちは、恐しいものを知らずに、十二になってはじめてぞっとするような残酷な映像を見るなんていうことは無いんでしょうね。それはテレビのない時代で、新聞がまだ品のいい写真しか載せなかったころのことですから。」
※お勧め:最後の「引用の小冊子」には、古今東西の哲人、文学者、写真家たちが残した言葉が記されています。写真表現者として「座右の銘」を探されてはいかがでしょうか。ちなみに私は、アンリ・カルチェ-ブレッソンのつぎの言葉が気に入っています。『‥‥めぐり合って以来ライカを手離したことはない。絶対に生を取れえてやる、生が生きて動いているままに封じ込めてやる。‥‥』

書 名:図解雑学・銀塩写真
著 者:丹野清志
発 行:ナツメ社
東京都千代田区神田神保町1-52加州ビル 電話 03-3291-1257
価 格:
1350円+税
発行日
:2004年5月6日

※図解雑学シリーズは1テーマを見開き2ページで取り上げ、左ページが記事右ページが図解という簡潔に構成されている本です。入門書として最適だと思います。
 目次を見ると、一章写真とは、二章カメラとレンズ、三章フィルムと印画紙、四章写真集とともに見る写真の歴史年表)、五章中判カメラ+資料編とあり、写真についての項目が網羅的に扱った内容です。
※「二章カメラとレンズ」では、マニュアルカメラを取り上げオートのカメラを無視したところなどには著者の見識を感じます。(拍手!)
※写真史に関しては、写真家の紹介が70年代半ばまでであることと日本の写真家に限られていること、また分野が少々偏っているように思える点が気になりました。

書 名:ゾーンシステム・ハンドブック
著 者:中島秀雄 / 田中益男
発 行:株式会社朝日ソノラマ
    東京都中央区中央区銀座6-11-7
価  格:2800円+税
発行日:2004年3月30日
内容:

 
実践編 
 
T、ゾーンシステムへのプロローグ
 U、ゾーンシステムへのアプローチ
 ・実効感度を求める。
 ・適正現像時間を求める
 ・ゾーンルーラーを作る
 ・ビジュアライズ
 ・N-現像とN+現像
 V、ゾーンシステムによる撮影と暗室ワーク
 理論編
 T、ゾーンシステムの概要
 U、ゾーンシステムの実践
 ・実効感度の決定  
 ・ネガ標準現像時間の決定
 ・N+現像とN-現像
 基礎知識編


書名:『写真・表現と技法』
著者:
渡辺 勉
発行:ダヴィット社刊
本体価格:1.650円
 モノクロ写真が主に発表されていた1960年代中ごろに出版されたもので、モノクロ写真で表現を志す方々の良いテキストになります。さらに掲載されている参考作品の技法と表現方法が解説されていますので、関係写真集を見ることにより方法論と技法を深く学ぶことができるでしょう。
 序章 
1、今日の写真風土 
2、方法意識について 
3、問題意識について

※1960年代中ごろの問題点が論じられたいます。2000年代を生きる若い世代にはあまり関係ないかもしれません。
 表現と技法の接点 
 1、カメラ・アングルは主張する 
 2、クローズ・アップの内向性 
 3、トーンのバリエーション 
 4、フレーミングは選択 
 5、テクスチュアの描出
 6、モンタージュの衝撃性 
 7、レンズの視覚性 
 8、パースペクティブの特性 
 9、パン・フォーカスの空間的深さ 
 10、ロング・ショットの外向性
 11、ボケとブレの効果 
 12、キャンデットの美学 
 13、セッティングによる映像化 
 14、シチュエーションの設定 
 15、制作形式の役割 
 16、特殊技法の思索力 
 17、光と影の存在感 
 18、デフォルマションの表現
 19、偶然性の導入 
 20、運動の表現 
 21、技法の綜合
※写真表現を考えるときには、まず方法論の確立が必要で、次に方法論に伴った技法が問われなけらばなりません。技法を明確にしたあとには、技術・機材・感材などの選択が必要になり、さらには絞りやシャッター速度、ピントの位置などと技術を選択してゆかなければなりません。本書は、適切な助言を与えてくれるでしょう。私の写真観を形成したのは、東京綜合写真専門学校の先生方との出会いであったことに間違いありません。その中で決定的な影響を与えてくれたのは『写真芸術論』重森弘淹著と『写真・表現と技法』渡辺勉著であったと思います。美術出版社から発行された『写真芸術論』(1967年初版)はすでに絶版となっています。