写真集・関係図書のご紹介

 お読みいただくと良いと思われる写真関係の図書と写真集をご紹介いたしたいと存じます。
#041
書 名:
縁 
ENISHI
著 者:鈴木 香
発 行:
新風社
価 格:2300円+税
発行日:2007年4月25日

※友人が出版した写真集を紹介いたします。著者は早稲田大学卒業後、日本写真学園に学び同校教務を経て「写真表現 中村教室」に務め、写真を学ぶ受講者の面倒をみてきました。作品は、ナイーブな感性が被写体に感応してシャッターが押されたものです。
自費出版につき一般書店にはありません。お手数ですがファックスにて、著者までご注文願います。ファックス番号 0266-72-7619
「写真表現 中村教室」でも販売されます。(JR御茶ノ水駅より徒歩5分)住所・東京都文京区湯島1-12-5 電話・03-5812-7645

(2008年2月3日)


#040
書 名:
肖像写真-
時代のまなざし
著 者:多木浩二
発 行:岩波書店
(岩波新書)
〒101-8002東京都千代田区一ツ橋2-5-5
   
電話:03-5210-4000
価 格:700円+税
発行日:2007年7月20日

 次:
 第1章 ブルジョワの理想
-ナダール
 第2章 二十世紀の全体像をめざして-アウグスト・ザンダー
 
3章 パフォーマンスの事実-リチャード・アヴェドン-
  終章 肖像写真と歴史
※昨今メーカーギャラリーの写真展は綺麗綺麗な風景写真ばかりですが、肖像写真は写真の原点だ と思います。写真史初期の写真家ナダール、20世紀初頭の写真家で様々な職種の人びとを撮影することによりその時代を描き出したザンダー、コマーシャル写真家としての目で映し出したポートレート、興味深い一冊です。
(2007年11月12日)

#039
書 名:
写真リアリズム 
268号(特集モノクロームを考える)
発 行:
日本リアリズム写真集団
〒160-0004東京都新宿区四谷3-12沢登ビル6F
電 話:03-3355-1461
価 格:952円+税
発行日:2007年9月20日

 次:
    ネガティブな光景へ 森山大道のモノクローム・・鈴木一誌
    モノクロームの記憶・・・・・・・・・・・・・・金瀬 胖
    『胖日本写真保存センター』の設立を・・・・・・松本徳彦
    モノクロ写真の印刷・・・・・・・・・・・・・・増田 隆
    モノクロームの感材をを残したい・・・・・・・・富士フィルムイメージング
                           サイバーグラフィックス
    福島菊次郎遺言「戦争がはじまる」・・・・・・・福島菊次郎
    ニューヨークで開催された中村梧郎『枯葉剤』写真展
(2007年10月19日)

#038
書 名:
スナップ写真のルールとマナー
著 者:社日本写真家協会編
発 行:朝日新聞社
(朝日新書)
〒104-8011東京都中央区築地5-3-2
   
電話:03-3545-0131
価 格:720円+税
発行日:2007年8月30日
(8月10日発売)

 次:
 楽しく写真を撮るために
 「肖像権」とはなにか
 Q&A

 1、こんな場所で撮っていいの?
 2、撮った写真を公表したい
 3、パブリシティがらみの写真
 4、写真を撮ってトラブルに
 5、そのほかのケース
 鼎談 スナップ写真はこう撮ろう
 写真の著作権
 参考文献
 法的視点から見た「肖像権」について
 法的視点から見た「著作権」の基本について

※昨今多く聞くのが「『肖像権』と『個人情報保護法』でスナップ写真が撮りずらくなった」というアマチュアカメラマンの悩みです。その悩みに対する答えとなるのが本書です。内容は、社団法人日本写真家協会の著作権委員会が携わってきた活動の一遍です。一読価値ありです。
(2007年8月13日)
#037
書 名:
EXPOSED 東海村感光録
著 者:
金瀬 胖
発 行:新宿書房
〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-2
   
電話:03-3262-3392
価 格:3200円+税
発行日:2007年7月30日

※この写真集は、1999年9月30日午前に発生したJCO臨界事故のその後を追ったものです。「この事故を風化させたくない。」という作者の思いが伝わってきます。
 そんな中7月16日午前に発生した中越沖地震は、東京電力柏崎刈羽原発に深刻な事態をもたらしました。東電側は、その全てを『想定外の事態』と説明されています。しかし日増しに危険度が深まっていくようです。そんな中、出版祝賀会(7月21日)が行なわれました。来賓として社団法人日本写真家協会の田沼武能会長が挨拶され、引き続いて木村恵一理事が乾杯の音頭を取られました。引き続き現代写真研究所を代表して英新三氏が挨拶をされました。・・・でどの方も、中越沖地震と東京電力柏崎刈羽原発の事故に話が及んでいました。そして木村・英両氏は、映画『渚にて』を話題にしていました。私はまだ観ていない。ぜひ観たいと思いました。モノクロ・スタンダードの作品だとお聞きしました。
  (2007年8月1日)

※朝日新聞・9月9日の朝刊に書評があったので転載いたします。
  (2007年9月12日)

       朝日新聞(2007年9月9日)

#036
書 名
:デジカメ時代のスナップショット写真術

著 者:
大西 貢
発 行:株式会社平凡社
〒112-0001東京都文京区白山2-29-4
   
電話:03-3818-0874(営業)
価 格:780円(税別)
発行日:2002年11月20日

※部屋の片隅に積み上げられた本を整理していたところ、この本を見つけました。買ったまま読まずにほって置いたのです。いわゆる『つん読』状態。改めて読ませていただきました。
 「スナップショットと決定的瞬間」」と「さてどこへ撮りに行こう」の項は示唆に満ちた内容です。また第3章「ご近所写真術入門」では、氏の作品を紹介しながら『大西写真術』のノウハウを解き明かしています。アマチュア写真家との間を埋めてくれる力作だと思います。
 大西さんと東京綜合写真専門学校で教務の仕事をしていた頃を懐かしく思いだしました。
(2007年7月20日)
#035
書 名
:
写真屋稼業
著 者:
丹野清志
発 行:株式会社ナツメ社
〒101-0051東京都千代田区神田神保町1-52
   
TEL 03-3291-1257
価 格:1430+税
発行日:2006年7月31日

※雑誌カメラマンとしての仕事を振り返った書です。
ご自身の仕事(グラビア)をそのまま採録しているので大いに参考になります。また『写真家の条件』の記述には大いに共感できました。カメラマン志望の若い方々に一読をお勧めします。

#034
書 名:写真集resist Photo workshop vol.01
著 者:resist写真制作室
発 行:Roonee 247 photography
〒106-0004 東京都新宿区四谷4-11
   TEL 03-3341-8118
価 格:2000+税
発行日:2007年6月1日

※ギャラリー「ルーニィ・247フォトグラフィー」が2006年5月に開講したワークショップ参加者24名による写真集です。指導は吉永マサユキ氏と森山大道氏がされた。直売のため上記へお問合せ願います。
#033
書 名:日本の
聖地
著 者:久保田光一
(写真)・小澤征良(詩)
発 行:株式会社徳間書店
〒105-8055東京都港区芝大門2-2-1
TEL (営業)048-451-5960
価 格:1500+税
発行日:2007年4月30日

※40歳前の若き写真家が、心の故郷である日本の現風景「聖地」を訪ね廻って撮影されたものです。同一内容の写真展「聖地へ」がコダックフォトサロンで開催中(4月15日〜24日)。東京綜合写真専門学校の卒業生。
  (2007年4月20日)
#032
書 名:カストリの時代

著 者:林 忠彦
(写真・文)
発 行:ピエ・ブックス
〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-32-4
   TEL (営業)03-5395-4811
価 格:1800+税
発行日:2007年4月25日

※同名の写真展が、銀座富士フォトサロンで富士フォトサロン開設50周年記念展として開催中です。(4月20日〜26日)
  (2007年4月25日)

#031
書 名
:この大地に命与えられし者たちへ
著 者:桃井和馬
(写真・文)
発 行:清流出版株式会社
〒101-0051東京都千代田区神田神保町3-7-1
TEL 03-3288-5405
価 格:2400+税
発行日:2007年3月27日

※友人桃井和馬氏(日本ビジュアル・ジャーナリスト協会会員)の最新写真集。一昨年キヤノンS(品川)で開催された写真展の作品のうち旧約聖書の創世記をイメージした写真で、氏が表現したかった人間の影の部分(罪)を描いた作品を挟み込んでいます。
 本欄では桃井氏の著作『破壊される大地』岩波書店と共著のフォトジャーナリスト13人の眼』集英社新書を紹介しています。
  (2007年4月2日)

#030
書 名:本郷の坂道
著 者:古屋行男
発 行:現代写真研究所出版局
〒160-0004東京都新宿区四谷3-12沢登ビル
TEL 03-3359-7611
価 格:2500+税
発行日:2006年12月20日

※現代写真研究所がその活動を広めて、[現代写真叢書」として写真集の出版を始めました。本書は、その第一回の出版にあたります。
※古屋氏は、写真展「私の好きな坂道」をコニカミノルタプラザで開催します。(2007年1月16日〜25日)
  (2007年1月6日)

#029
書 名:はじまりの場所 日本の沸点
著 者:樋口健二
発 行:こぶし書房
〒113-0021東京都文京区本駒込3-4-1-101
TEL 03-3823-0524
価 格:2400+税
発行日:2006年9月25日

  (2006年11月17日)
#028
書 名:黄土高原の村/満蒙開拓の村
著 者:後藤俊夫
発 行:朝日新聞社
〒104-8011東京都中央区築地5-3-2
TEL 03-3545-0131(代表)
価 格:2000+税
発行日:2006年10月30日

  (2006年9月23日)


#027
書 名:豊穣紀 茨城県稲敷地方の民族
著 者:松岡 斉
発 行:茨城新聞社
〒310-8686 茨城県水戸市北見町2-15
TEL 029-221-3633(代表)
価 格:3700円+税
発行日:2006年3月31日

目 次
 第1章 御歩射の世界
 第2章 性を祭る
 第3章 女祭考
 第4章 若者たちの神々
 ※祭礼をテーマとする皆さんには参考になる一冊でしょう。

   (2006年7月12日)

#026
書 名
:疑惑のアングル 写真の嘘と真実、そして戦争
著 者:新藤健一
発 行:平凡社
〒112-0001東京都文京区白山2-29-4
TEL 03-3818-0874(営業)
価 格:1800円+税
発行日:2006年5月15日

目 次
第1章 写真とメディア
第2章
 見えてきた戦争
第3章 戦場とカメラマン
第4章 写真が偽装する戦争
第5章 闇の連鎖の彼方に
あとがき

#025
書 名:象と生きる
著 者:新村洋子(写真・文)
発 行:ポプラ社
〒160-8565東京都新宿区大京町22-1
TEL 03-3357-2212
価 格:1300円+税
発行日:2006年4月

※児童向けの写真集。ベトナムで取材された象と人間の物語です。
   (2006年6月27日)
#024
書 名:上海天空下
著 者:英 伸三
発 行:日本カメラ社
〒103-0013東京都中央区日本橋人形町1-5-15
TEL 03-3666-4321
価 格:3400円+税
発行日:2006年6月30日

   (2006年6月27日)

#023
書 名:ちいさな宝物
    三毛猫さくらの成長記録
著 者:金森玲奈
発 行:新風舎
〒107-0062東京都港区南青山2-22-17
TEL 03-5775-5040
価 格:1600円+税
発行日:2004年6月25日

   (2006年6月23日)

#022
書 名:プロの撮り方・モノクロ写真
著 者:リチャード・オルセニウス
発 行:日経ナショナル・ジオグラフィック社
〒108-8646東京都港区白金1-17-3
TEL 03-6811-8505
価 格:1200円+税
発行日:2006年2月13日

目 次
 ・モノクロ写真の始まり
 ・モノクロで見る 
 ・カメラを選ぶ
 ・光で描く
 ・デジタルモノクロ画像の作り方
 ・デジタル編集
 ・作品をプリントする
 ・モノクロ写真の本質
※基本的にはデジタルフォト志向の内容用ですが、銀塩のモノクロ写真に関して造詣の深い記述があります。デジタルフォトに怯えている方に呼んでいただきたい一冊だと思います。

#021
書 名
:ユージン・スミス 楽園へのあゆみ
著 者:土方正志
発 行:株式会社偕成社
〒162-8450東京都新宿区市谷砂土原町3-5
TEL 03-3260-3221
価 格:1400円+税
発行日:2006年2月

新聞広告を見て発注し手にとってみたら児童用図書でした。活字は大きいし殆どの漢字にルビがふってありとても読みやす本です。歳をとったら大きな活字が助かります。
 内容はユージン・スミスの伝記、知らなかった逸話や見たことも無いスミスの仕事振りを撮影された写真がありました。子供向けの本ですが大人でも読み応え充分です。第41回児童出版文化賞受賞(佑学社版)に加筆した新装版


#020
書 名
:野上透写真集「文士一瞬」
著 者:野上 透
発 行:株式会社星雲社
〒112-0012東京都文京区大塚3-21-10
TEL 03-3949-1021
価 格:3500円+税
発行日:2006年1月20日

「週刊現代」創刊時から写真を担当され多くの文人を撮影されてきた野上氏の集大成。全編モノクロのポートレートです。
  日本写真家協会の広報委員として氏と共に会報の製作に携わり、いろいろとお教えいただきました。



#019
書 名
:日本の子ども60年
著 者:社団法人日本写真家協会:編
発 行:新潮社
〒162-8711東京都新宿区矢来町71
TEL 03-3266-5111
価 格:2940円(本体2800円)
発行日:2005年12月15日

   (2006年1月7日)
#018
書 名
:核時代の光景
著 者:「核時代の光景」編集委員会
発 行:日本リアリズム写真集団
〒160-0004東京都新宿区四谷3-12沢登ビル6階
TEL 03-3355-1461・FAX 03-3355-1462 
価 格:1000円(本体価格953円)
発行日:2005年9月1日

※今年は戦後60年ということで、多くのイベントや写真展、出版などがされました。「核」に対する潜在的な恐怖感が覚めている人々にはあるのでしょう。気づかずに日々を過ごす人には無縁なのかもしれませんが。ある日「核」は差別せず平等に我々を襲うでしょう。核爆発によって蒸発してしまうか、ジワジワと身を蝕まれてしまうか、どちらかなのかも知れません。・・・・という危惧をテーマにした写真集です。お問い合わせは上記まで。
   (2005年10月8日)


#017
書 名
:光る音
著 者:青島千恵子
発 行:株式会社冬青社
〒164-0011東京都中野区中央5-18-20
TEL 03-3380-7123・FAX 03-3380-7121 
価 格:4500円+税
発行日:2005年10月20日

日本・台湾・タイの町々を歩き回り、一隅をピンポイントで描き出した作品です。一人も人物は登場しませんが、作品からは人々の生活の匂いがプンプンと香ってきます。
 同名の写真展をシリーズで銀座ニコンサロンで開催してきました。現在、銀座ニコンサロンでパートVを開催中です。(10月3日〜15日)また大阪ニコンサロンで開催が予定されます。
(12月8日〜13日)
    (2005年10月8日)



#016
書 名:子どもたちの視線

著 者:新間陽子
発 行:新間陽子(自費出版)
〒184-0002 東京都小金井市梶野町1-9-30.1-A
価 格:2800円(税込み)
発行日:2005年9月1日

静岡大学教育学部卒業後、障害児教育・乳幼児保育などに携わってきた作者が、現代の子どもたちの置かれた状況を捉えた作品です。作品に写っている子どもたちの多くはカメラ目線です。作者に向けられた視線は見る者にも向けられています。何かを訴えている彼らの視線に、貴方は絶えられるでしょうか
2002年に新宿ニコンサロンにて開催された同名の写真展の作品をまとめたものです。
自費出版ですので、上記住所に郵便にてお問い合わせください。
   (2005年9月30日)
#015
書 名:フォトジャーナリスト13人の眼
(集英社新書)
著 者:日本ビジュアル・ジャーナリスト協会
発 行:集英社
東京都千代田区一ツ橋2-5-10
電 話:03-3230-6393
価 格:700円+税
発行日:2005年8月22日

目 次
 辺見 庸「遠音を聴き、撮る者たち」
 広河隆一「フォトジャーナリストとして生きる」
 古居みずえ「追われるパレシチナ難民」
 土井敏邦「圧殺される小さき声を拾って」
 亀山 亮「戦争、悲劇の連鎖」
 山本宗補「マイノリティーの視野で見る」
 桃井和馬「『グランド・ゼロ』後の憂鬱」
 林 克明「閉ざされた声を聞く」
 森住 卓「今を伝えたくて」
 豊田直巳「虚構に彩られる戦争のなかで」
 小林正典「命を見つめて」
 佐藤文則「ハイチ 繰り返される悲劇」
 綿井健陽「9・2同時多発テロ事件を追悼する前に‥‥」
 大石芳野「人間と認めないのか」
現在活躍中の映像ジャーナリストの方々の著述です。彼らが送り出す写真や映像の背景を知ることができる良書だと思います。


#014
書 名:長崎 照射の夏

著 者:尾辻弥寿雄
発 行:尾辻写真事務所
神奈川県横浜市戸塚区川上町121
電 話:045-823-7306(ファックス共用)
価 格:2700円+税
発行日:2005年7月25日

※2005年3月ニコニカ・ミノルタプラザで開催された「長崎 照射の夏」展を写真集化したものです。被爆地長崎を美しく描くことによって逆説的に原爆の悲惨さを訴えているようです。
※伊藤一長長崎市長の推薦のことばをいただいています。
自費出版につき一般書店にはありません。お手数ですが上記の電話あるいはファックスにてご注文願います。
※1970年、某通信社にて10ヶ月嘱託カメラマンをした折りの上司でもあります。


#013
書 名:シリーズ世界の戦場から・「破壊される大地」
著 者:桃井和馬
発 行:岩波書店
東京都千代田区一ツ橋2-5-5
電 話:03-5210-4000
価 格:1800円+税
発行日:2003年12月5日

※「地球の未来へ」展が開催中。2005年8月6日(土)まで。
#012
書 名:娘の名前は「ららら」
著 者:写真・英 伸三、文・祖父江真奈
発 行:高文研
東京都千代田区猿楽町2-1-8
電 話:03-3295-3415
価 格:2000円+税
発行日:2003年10月10日

※「ららら」は脳性マヒの少女の名前。母親とその子の生き様を記録した写真集です。巻頭の詩『じまん』が素晴らしい。
恩師である英先生のこの本の存在を実は知らなかったのです。6月に開催されたコニカミノルタプラザ特別企画展『地球の上に生きる2005 DAYS JAPANフォトジャーナリズム写真展』で2枚の写真を見ました。一枚は表紙の写真。もう一枚は運動会の徒競走のスタートのもの。その時の感想を「コラムB&W」に書きました。
 「カラー写真は生理的な刺激、モノクロ写真は心理的な刺激」の中で、スタート直前の「ららら」の姿を「モノクロでも良いがカラーだと『赤』が非常に効果的でした。生理的な刺激が心理的刺激へと進むのかもしれません。」と書いた作品です。
  障害を持たれる方、親御さん、介護の方々、学校の先生方に見ていただきたい一冊です。

#011
 名:入門・金属カメラオールガイド
著 者:豊田堅二
発 行:学習研究社
東京都大田区上池台4-40-5
電 話:03-5434-2631
価 格:1.600円+税
発行日:2003年7月20日

目 次: 
 第1章:金属カメラのメカニズム 
 第2章:国産一眼レフ金属カメラ
 @創生期(1950〜60年代)
 ATTL測光の実現(1960〜70年代)
 BAE化への路(1970年度以降)
 第3章:資料
※出版されてから時間が経っていますが、ムック(雑誌風書籍)なので入手可能だと思います。メカニカルな構造の金属カメラは確実性があり故障が、故障として直ぐに判るのもありがたい。電動カメラにはないロマンがあります。
 この本で自分のカメラのメカニズムを理解したいのものです。またそのカメラがどう位置付けられているかを知ることも大事だと思います。。


#010
書 名:
夜間中学の在日外国人
著 者:宗景 正
発 行:株式会社高文研
東京都千代田区猿楽町2-1-8
電 話:03-3295-3415
価 格:1800+税
発行日:200年7月10日

※コニカミノルタプラザにて写真展「夜間中学校 尼崎市立城内中学校 琴城分校」を開催中。(2005年7月1日〜7月11日)会場にて先行販売中


#009
書 名:
デジタルフォトジャーナリズム
著 者:デジタルフォトジャーナリズム研究会
発 行:日本新聞博物館
神奈川県横浜市中区日本大通り11
電 話:045-661-2040
価 格:1200円+税
発行日:2002年5月28日

※三分冊の内容:@デジタル小史 A報道写真の本質 B取材するカメラマンたち
※私たちには見慣れたフジブロのキャビネの箱に、3冊の小冊子が入っている変な本でした。銀塩写真とデジタルフォトの将来を考えるのに良いかもしれません。

#008
書 名:
樋口健二報道写真集成(日本列島66〜05)
著 者:樋口健二
発 行:こぶし書房
東京都文京区本駒込3-4-1-101
電 話:03-3823-0524
価 格:4200円+税
発行日:2005年7月15日



#007
書 名:
日曜日の陽だまり
著 者:ハービー山口
発 行:葛@エ堂  東京都千代田区紀尾井町3-23
電 話:03-3239-3381(代)
価 格:1400円+税
発行日:2005年3月25日

#006
書 名:Little People

著 者:榎並悦子
発 行:朝日新聞社 東京都中央区築地5-3-2
電 話:03-3545-0131(代)
価 格:2800円+税
発行日:2005年6月16日

※同名の写真展会場(富士フォトサロン・2005年6月3日〜9日)にて先行発売中。

#005
書 名 :写真論
著 者 :スーザン・ソンタグ(近藤耕人・訳)
発 行 :株式会社晶文社
東京都千代田区外神田2-1-12
電 話 :03-3255-4501
価 格 :1600円+税

発行日:1979年4月10日(初版)2003年7月30刷
目 次 :

・プラトンの洞窟で
・写真でみる暗いアメリカ
・メランコリーな対象
・視覚のヒロイズム
・写真の四福音書
・映像世界
・引用の小冊子
訳者あとがき
※『訳者あとがき』より 
第一線の評論家がこれほど写真に深く関心をもち、勉強していることは日本では考えられないことである。スーザン・ソンタグの写真映像についての原体験は、この写真論の成り立ちを考える上だけでなく、彼女の評論の原点を推察する上でも、また現代社会と映像の問題をとらえる上でも、はなはだ興味がある。‥‥略‥‥この本はまた日本とアメリカの写真の状況の違いを教えてくれる。それは民主的市民社会が存在するかどうかの違いでもある。アメリカではまことに民主主義と写真が表裏一体となっている感がする。かつてはドキュメンタリー映画が、革命の証言と支えにもなった。アマチュア・カメラマンの大人口と、カメラ・フィルム産業の発達にかかわらず、あるいはむしろそのために、日本では写真が美術史にも社会史にも組みこめれず、即消費財と化して静止することがない。物体になることがないのである。‥‥略‥‥1977年のインタビューから「1940年代よりあとに育った人たちは、恐しいものを知らずに、十二になってはじめてぞっとするような残酷な映像を見るなんていうことは無いんでしょうね。それはテレビのない時代で、新聞がまだ品のいい写真しか載せなかったころのことですから。」
※お勧め:最後の「引用の小冊子」には、古今東西の哲人、文学者、写真家たちが残した言葉が記されています。写真表現者として「座右の銘」を探されてはいかがでしょうか。ちなみに私は、アンリ・カルチェ-ブレッソンのつぎの言葉が気に入っています。『‥‥めぐり合って以来ライカを手離したことはない。絶対に生を取れえてやる、生が生きて動いているままに封じ込めてやる。‥‥』

#004
書 名:図解雑学・銀塩写真

著 者:丹野清志
発 行:ナツメ社
東京都千代田区神田神保町1-52加州ビル 電話 03-3291-1257
価 格:
1350円+税
発行日
:2004年5月6日

※図解雑学シリーズは1テーマを見開き2ページで取り上げ、左ページが記事右ページが図解という簡潔に構成されている本です。入門書として最適だと思います。
 目次を見ると、一章写真とは、二章カメラとレンズ、三章フィルムと印画紙、四章写真集とともに見る写真の歴史年表)、五章中判カメラ+資料編とあり、写真についての項目が網羅的に扱った内容です。
※「二章カメラとレンズ」では、マニュアルカメラを取り上げオートのカメラを無視したところなどには著者の見識を感じます。(拍手!)
※写真史に関しては、写真家の紹介が70年代半ばまでであることと日本の写真家に限られていること、また分野が少々偏っているように思える点が気になりました。


#003
書 名:デジグラフィ
著 者:飯沢耕太郎
発 行:中央公論新社

    東京都中央区京橋2-8-7
価 格:1500+税
発行日:2004年1月25日
※帯に「デジタルは写真を殺すのか?」とある。「銀塩写真かデジタルフォトか」という不毛な議論をする時は過ぎた。すでに「銀塩写真もデジタルフォトも」という時代になったと認識する必要があると思う。写真批評家飯沢耕太郎氏の言葉に耳を傾けたい。
#002
書 名:ゾーンシステム・ハンドブック

著 者:中島秀雄 / 田中益男
発 行:株式会社朝日ソノラマ
    東京都中央区中央区銀座6-11-7
価  格:2800円+税
発行日:2004年3月30日
内容:

 
実践編 
 
T、ゾーンシステムへのプロローグ
 U、ゾーンシステムへのアプローチ
 ・実効感度を求める。
 ・適正現像時間を求める
 ・ゾーンルーラーを作る
 ・ビジュアライズ
 ・N-現像とN+現像
 V、ゾーンシステムによる撮影と暗室ワーク
 理論編
 T、ゾーンシステムの概要
 U、ゾーンシステムの実践
 ・実効感度の決定  
 ・ネガ標準現像時間の決定
 ・N+現像とN-現像
 基礎知識編

紹介:
 中島先生は日本におけるゾーンシステムの指導の第一人者です。私も、中島先生の「ゾーンシステム・ワークショップ」を受講しました。

#001
書名:『写真・表現と技法』
著者:
渡辺 勉
発行:ダヴィット社刊
本体価格:1.650円
 モノクロ写真が主に発表されていた1960年代中ごろに出版されたもので、モノクロ写真で表現を志す方々の良いテキストになります。さらに掲載されている参考作品の技法と表現方法が解説されていますので、関係写真集を見ることにより方法論と技法を深く学ぶことができるでしょう。
 目次をみてみましょう。
 序章 
1、今日の写真風土 
2、方法意識について 
3、問題意識について
※1960年代中ごろの問題点が論じられたいます。2000年代を生きる若い世代にはあまり関係ないかもしれません。
 表現と技法の接点 
 1、カメラ・アングルは主張する 
 2、クローズ・アップの内向性 
 3、トーンのバリエーション 
 4、フレーミングは選択 
 5、テクスチュアの描出
 6、モンタージュの衝撃性 
 7、レンズの視覚性 
 8、パースペクティブの特性 
 9、パン・フォーカスの空間的深さ 
 10、ロング・ショットの外向性
 11、ボケとブレの効果 
 12、キャンデットの美学 
 13、セッティングによる映像化 
 14、シチュエーションの設定 
 15、制作形式の役割 
 16、特殊技法の思索力 
 17、光と影の存在感 
 18、デフォルマションの表現
 19、偶然性の導入 
 20、運動の表現 
 21、技法の綜合
※写真表現を考えるときには、まず方法論の確立が必要で、次に方法論に伴った技法が問われなけらばなりません。技法を明確にしたあとには、技術・機材・感材などの選択が必要になり、さらには絞りやシャッター速度、ピントの位置などと技術を選択してゆかなければなりません。本書は、適切な助言を与えてくれるでしょう。私の写真観を形成したのは、東京綜合写真専門学校の先生方との出会いであったことに間違いありません。その中で決定的な影響を与えてくれたのは『写真芸術論』重森弘淹著と『写真・表現と技法』渡辺勉著であったと思います。美術出版社から発行された『写真芸術論』(1967年初版)はすでに絶版となっています。
※昨年12月、書店で絶版と思っていた『写真・表現と技法』をみかけ懐かしさのあまり買ってしまいました。家には学生時代に買ったものがありました。本には1967年7月11日購入との書き込みがあります。・・・奥付を見ると1966年8月1日初版、1967年1月5日再版となっていました。ところが今回購入したものの奥付には1968年8月1日初版発行、2001年7月16日18版発行となっていました。・・チョッとしたミスかも。